京都宇治のお抹茶の秘密

宇治の地のお茶栽培に関する歴史は古く、鎌倉時代よりお茶の栽培が始まったと言われ、江戸の時代には「お茶壺道中」に謳われる江戸幕府への献上茶を 作り、良質なお茶を作る事に注力して参りました。現代でもその精神は引き継がれ、お抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)や玉露、かぶせ茶、煎茶の優良茶産地 として知られています。京都、滋賀、奈良、三重の交わる地域で栽培されたお茶を京都府内で定められた方法で加工したお茶を「宇治茶」と称します。
ここ京都・宇治小倉で1836年の創業以来180年。共栄製茶株式会社は正真正銘、京都・宇治のお茶屋さんです。
お抹茶の需要増加に伴い、加工ラインの新設やお客様に安心してお使い頂けるように、茶葉殺菌機の導入を行いました。原料のお茶は品質を厳選するために、長 年お世話になっている茶生産農家さんを中心に買い受けさせていただき、自社工場で商品への精選・仕上加工を行っています。

 

お茶は農産品ですが、長期保存が利くように茶の葉内の水分の調整や保存に合う加工を行います。「気の抜けない性質」であり、光・温度・湿度・酸素が原因で 劣化してしまう場合があります。特にお抹茶として微粒子化してしまうと更に劣化が進み、より慎重な取り扱いを要します。お茶を美味しく召し上がっていただ く期間も、3~5ヵ月程度と極端に短いため、お抹茶への挽き上げを行うタイミングが重要となっています。また作地の地形や天候により、クロップ(収穫年 度)で品質にばらつきが生じてしまいます。この場合はブレンド用として、いつでも一定の味と香りのお茶をお届けできるよう「茶師」が配合を指示し、美味し さを最大限に引き出します。

おいしさ宣言!

おいしさの決め手はやはり原料。共栄製茶には「茶師」が複数おり、チームで配合を決定しています。この「茶師」の皆さんは、毎年行われる茶業者によるお茶の審査技術大会において、全国大会や京都府大会で上位入賞した腕前の持ち主です。
「茶師」は、ブレンド配合を決定する責任とともにお茶の調達責任も兼ねています。「良質なお茶は、優秀な茶師の元に集まる」との格言があり、茶生産農家との信頼関係を長年に渡り築き上げ、良質なお茶原料の入手に日々精進しています。

京都宇治抹茶 森半下部1京都宇治抹茶 森半下部2

ここで食べられる!!

  • 《くいもの屋 わん》

    わん流サントロペジェンヌ

    418円(税込)

  • 《千の庭》

    森半宇治抹茶パフェ

    495円(税込)

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