オーイズミフーズ

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HIGUCHI TSUYOSHI

樋口 強志

商品開発部 / 部長

入社9年目

失敗量と試行錯誤の質が、会社の質になる。

日本と世界の変化を捉えること

現在は、各業態のメニュー開発やメニュー変更のスケジュール管理等を主に任せていただいています。「社外へアンテナを張ること」と「社内で試行錯誤を繰り返すこと」、この2点を常に意識しながら、世界とオーイズミフーズとお客様、この3つの点を繋いでいくことが、私の役割だと考えています。
日本は本当に特殊な国だと感じています。日本にいながらあらゆる国の料理が食べられるじゃないですか。しかも、様々な国の料理が上手く交わりあって、日本独自のカルチャーとして進化を遂げているものも多い。日本にははっきりとした四季があって常に「旬」があり、流行の移り変わりもものすごく早く、そこが日本の面白いところですよね。そのため、考えるべきことも多いので、常にアンテナを張りめぐらせることを意識しています。世の中の嗜好の変化を見逃してしまうと、会社としてチャンスを逃すことにもなってしまいますからね。そこを敏感に察知して、お店のメニューに落とし込んでいくことがとても重要です。
社長との距離感が非常に近い会社なので、自分が今感じていることや意見を、フランクに伝えることができます。また社長も、ご自身の考え方を示して下さって我々のリアクションを求めて下さります。それぞれがインプットしたものをざっくばらんに話せることは、多様な変化にも繋がりますし、弊社の良いところの一つだなと感じています。

開発、リリース、そして実用性の確認

私たちの仕事は、メニューを開発・リリースしたから終わりではなく、そこからがスタートだと思っているので、自店調査として実際にお客様の立場で確かめるようにしています。 店舗に行った際は、お客様の視点に立って、提供までのスピードやクオリティーを確認しています。例えば注文したものが出てくるのが遅いのはNGですし、味にバラつきがあるのも良くない。商品を提供するスタッフが、商品の特徴やお召し上がり方をお客様にしっかり説明できているかを確認することも大切です。自店調査の目的は、スタッフの接客態度を評価するのではなく、自分たちのレシピの作り方や伝え方に問題がないかを確認するところにあります。チェーン展開で「安全・安心」を謳っている以上、それを現場に徹底させる必要があります。現場には調理経験がないスタッフもいます。誰が調理しても同じ味になるように「再現性の高いレシピ」をいかに作るか、これが非常に重要です。
お召し上がりいただくお客様にとってこのメニューはベストなのか、また来たいと思っていただける内容になっているか、そういった試行錯誤を繰り返し、最終的にメニューのブラッシュアップを図っていきます。メニューを作った意義や発想もできるだけ現場に伝え、納得感を持って調理をしてもらえるようにもしています。

オーイズミフーズの未来、その可能性

現在、商品開発部には社員が7名在籍していて、それぞれが和食や洋食など異なる経験をへて入社しています。ずっと料理に携わってきた職人の集団なのですが、専門外の料理を食べたことがないなど、意外と知らないことも多いんです。そのため、「こういう調理法があって、こんな味つけがある」「こういう流れが次に来るかもしれない」という情報の共有は積極的に行なっていますね。そうすることで開発する料理に変化が生まれてきたり、そこからさらに好奇心が湧いて、視野が広がったりすることもありますからね。常に魅力のあるものをお客様にお届けするためにも、なるべくお互いのインプットは共有し合いたいですし、商品開発ってやればやるほど難しいものだと思っているので、失敗や考える機会をできるだけ重ねたいですよね。そうやって、これまで会社になかったような新しいものを自由な発想で生み出していきたいなと思っています。
また、これからは、メディアとの連携ももっとうまくやっていかなければならないなと感じています。現場の店長たちは、常連のお客様をつくりたいと思っているでしょうし、そのためには新規のお客様ももっと増やしたい。だからこそ、お店に行く機会を増やす後押しを会社がもっと担うべきではないかと。求人面も同様ですね。入社前の私自身もそうでしたが、オーイズミフーズという名前を知らない同業界の人はまだまだ多いですから。 他のチェーン展開ブランドより、味もサービスも質が高い自信があるからこそ、差別化戦略に力を入れるタイミングなのではないかと感じています。
海外展開戦略についても、私が個人的に大事にしたい目線としては、オーイズミフーズブランドの浸透というよりも、和食文化の普及です。海外で本格的な和食を楽しむためには、それなりの価格帯になってしまうのが現状ですので、リーズナブルな価格帯で提供していくことで、より多くの人たちに和食の魅力を伝えられると思っています。ここにはまだまだ隙間というか、チャンスがあると思っているので、そこを弊社が狙っていきたいですね。 社長も、現場スタッフに対して「自分の発想を提案して考えよう」というタイプですし、やる気や意欲さえあれば何でもチャレンジできる会社なので、私ももっと色々な価値や情報をインプットして、会社を新しいステージに上げるために努力していきたいと思います。

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